在宅ワーク

アマゾンの在宅ワークが気になったので募集してみた。

 

で、一時試験で落ちたw

 

最初の生年月日を入力するところから虚偽の数値を入れた。

GAFAのひとつで、当然データ収集をしているんだろうなあ、どう扱うんだろうなどと思ってしまった。

そして一通り入力して不採用のメールを貰ってから思い出した。いつだったかNHKでアマゾンの採用担当者にインタビューがされていたワンシーンを思い出した。

N「こういう採用法をされているんですね、これだと最初に答えたことを忘れてしまいますから嘘がばれてしまいますねえ」

ア「そうですねえ(くすっ)応募が多いのでまず質問に答えてもらいます」

たしかこんな感じだった。

在宅ワークの応募ページで最初に出てくるのは住所名前生年月日など個人情報でこれを「送信します」で、次のページに移動する。

その後一覧ずらっと並べた短文の選択肢の質問が並ぶページで各々該当にチェックを入れ、これを送信で次のページへ。これが前半の質問。

その後、今度は選択質問であるがやや長文で具体的な例文になる。これが後半の質問。

そして最後に面接に関係ないがアンケート調査ページでおしまいであった。

で先ほどのNHKとアマゾンのやり取りはこれではないかと思ったのがこの採用一次のこのページの質問だった。

前半の質問でチェックした答えと後半の質問でチェックした答えが合致してない場合、これで落とすのだと話していたのだ。

どうして今頃思い出すんだろう。

 

前半の質問で「あなたは責任感がありますか」でチェックした項目が普通に入れ後半の質問で具体的な事例から、どの行動を最も選択するかを照会し、前後の回答が合致してなければ嘘をついているとなる。採用担当は嘘という表現を使っていたが嘘ではなく考え方や行動の矛盾をそう話したのだろう。会社の採用の方針は今の時勢の求められる人材探しだが、自分自身を採点するにもちょうどいいのでこういう機会はトライするのが楽しい。

 

質問文は日本語離れしていて本当に日本人が作った文章なのか疑問符が三つくらいつくような文章の表現だった。なんというか、元が外国語で出来ていたものを翻訳ソフトで日本語に直しただけのような文章で、違和感を持った。外資系だからだろうか。

ネットで検索すると年齢制限があり40歳未満、タイピングテスト、接客スキルなどいくつか出てくる。アマゾンの3割が返品らしいのでそれの取次などが仕事になるのだろう。

しかし具体的に考えてみたら。24時間をシフトで対応というとコンビニも24時間だ。電話やネットや自室のエアコンや照明など電気代、トイレの上下水代を考慮すると月に10000円くらい必要になる。時間にすると63円。時給1100円は1030円程度だ。家屋の家賃は3畳間利用して一日借賃を8時間割すると38円。差し引くと999円。ネットで夜勤をしないかぎり時給アップなしとか書かれていた。ということは固定での時給で、コンビニでも人が集まらない早朝6-8時にあたる7時からの時間が含まれる。この時間は自給が30円ほど高めのお店が多い。7時からがシフトに入っているのでなんとも微妙な時給だ。

 

受からなくてよかったと思ったのは質問のページがこれだけで終わってしまったからだ。障がい者で外出が大変だとか育児や介護でも仕事をしたいという応募理由などの質問項目がない。つまりこういう理由の人の応募ではないと思われた。

 

まあ合格できる力もなかった。現実は厳しいね。