親父から聞いた話だ。ひいおばあちゃんは10キロほど先の集落からお嫁に来た。実家は豪族で「おひいさま」と呼ばれていた。嫁入り先は周りよりも小高い土地の家だった。 そこに濃尾地震が起きた。 ちょうど寝ていたのだろう、ひいばあちゃんは「びっくりして…
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